脳内大掃除

まとまらない日常

女性専用車両に乗るおじさんに声をかけた勇気ある女性の話

先日女性専用車両に乗ったときのこと。

 

恐らくわかった上で乗車する男性二人がいた。

こういう男性は意外といるし、耐えるしかできずただ怖い。

 

そしてこの時、初めてそんな男性に注意をする女性に遭遇した。

 

勇気を出して声をかけてくれた彼女に心の底から感謝するとともに

彼女が今後、これが原因で不快な目に合わないのかとても心配になった。

 

なぜ自衛のために利用する女性専用車両でこんな恐怖を感じなければならないのか

ただモヤモヤした、という話である。

 

 

立って乗車してる方が多くて

「混んでるか…仕方ない」

と思いながら奥へ進むと不自然に空く空間があった。

 

席空いてるじゃん!と思って近づいてみると、

50-60代のスーツを着用した男性二人が座っていた。

 

先に言っておきたいのだが

間違って乗ってしまった男性と、故意にやる男性の区別はなんとなくつく。

これは私の変な自信ではなくて恐らく多くの女性がそうだと思う。

そして、この男性らは後者であった。

 

この二人組そもそも乗車マナーが悪い。

・大声で喋り続ける

・二人で3人分のスペースを使う

・足を通路に投げ出す

女性専用車両に乗り込む男性、

というのはさておき公共交通機関を利用する者としていかがなものか…

 

明らかに不審な男性たちだった。

私が差別的な視線で見過ぎなのでしょうか??

 

そのまま数駅すぎたが乗り込む女性が徐々に増え、車内が混雑し始めたせいか

私の向かい側にいた女性が男性らに声をかけた。

 

「こちらは女性専用車両ですよ」

 

注意が書かれた黄色いシールの方を指差しながら、丁寧に、最低限の言葉をかけた。

 

これを言われた男性らの反応にまた腹が立つ。忘れられない。

 

「あれま!今時はそんなものがあるんですか〜」

「そんな時代なんですねぇ」

「皆さんご存知でしたか(乗客の女性を見渡しながら)」

「歓迎されてないようなので、我々は退散しますか!」  →隣の車両へ移動

 

いやもう何年も女性専用車両あるけど!!?!

 

初めて電車乗ったんですかおじさんたちは!?!!

今時とかこんなときだけ年寄りぶるのやめてくれませんか?!

どっかの社長か会長か何かで電車移動してこなかったのかな??!

そんな地位にいるおじさんだとしたら尚問題行為だけどね!!???!

 

思い出してもムカムカするーーーー😩

 

勇気を出して声をかけた女性を、私はとても尊敬してるし感謝している。

 

男性たちが移動したあと、

私はこの女性には「ありがとうございました」と頭を下げた。

すると他にも何人かの女性が感謝を伝えていた。

 

 

なぜこういった男性に遭遇した際、多くの女性が黙っているのかというと

端的にいって逆恨みが怖いからである。

 

声をかけた瞬間どういった反応をされるか、

自分が電車を降りてから何が待っているのか、わからないから怖い。

 

「自意識過剰」と言われるかもしれないけど、

電車でさえ何があるか分からないから女性専用車両を使うわけだし

何かあるとすぐ自衛の意識がどうちゃらこうちゃら言われちゃうし

先回りしていろんなこと考えちゃうよね。

 

あれから何日も経つのにまだモヤモヤいらいらする!

 

今は彼女が永遠に無事に電車を利用できることを、ひたすら祈っている。